Summertime / George Gershwin のお話

こんにちは!

Summertime大好き満田です!

夏季期間中の標準時変更制度のことでは勿論ございません(^_^;)

 

現在東京店にて販売しているGibson Les Paul Studioの試奏動画を撮影しまして……

前々からジャズで使えそうな感触があったので思い切って大好きなSummertimeを即興ソロギターで弾いてみました!

普通にスウィングしてもよかったのですがなんとなくダークな気分だったのでこんなグルーヴに……

良い塩梅でセミホロウライクな音色なので普段使っているセミアコ達と似たような感覚で弾けました。

一口にLes Paulと言ってもこういう個体もあるのが面白いところですね〜!

 

現在ではジャズのスタンダードナンバーとして知られるSummertimeですが、元々はGeorge Gershwin氏がオペラのために作曲したアリアだったようです。

ジャズに止まらずブルース・ロックやポップスで歌われていたりと数々のジャンルでカヴァーされる人気の楽曲ですね。

実際に弾いてみるとそのアレンジのしやすさがよく分かります!

どんなテンポ、どんなリズム、どんなキーでも非常に気持ちよく弾けますね〜

これは土台である楽曲の構成に非の打ち所がない証拠と言えるでしょう。

George Gershwin氏の作曲家としての凄さを改めて感じました。

 

さて、Summertimeのアレンジと言えば私が最も驚かされてしまったお気に入りの音源がございまして……

御大Jim Hall氏とこれまた大御所Pat Metheny氏の完全デュオによる演奏です。

聴いた感じだとPat Metheny氏のアレンジでしょうか。

とにかく凄まじいMetheny氏のバッキングと一音一音の説得力がとんでもないHall氏のリードプレイに圧倒されてしまうという演奏。

なんと表現すれば良いのやら、情熱的ではありながらもどこかにクールさは存在していて、それでいてどこかにダークな雰囲気も漂わせている印象です。

巷ではこういう状態をエモいと表現するのでしょうか(^_^;)

我々がジャズのセッション等でSummertimeを演奏する時はモダンジャズのアプローチを用いることが多いですが、この両名はそうした枠から飛び出した新しいジャズ、所謂コンテンポラリージャズのスタイルを見せてくれました。

その素晴らしさ、是非一度聴いてみてください!

 

また、パプリカミュージックスクールではこうしたコンテンポラリーなスタイル含め、ジャズギターのレッスンもしていますので、興味がある方は是非お気軽にお問い合わせください!

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