こんにちは!
メイプル指板のテレキャスターにハマりつつある満田です!
今回は試奏動画とその解説になります!
冒頭の動画はFender USA ’90s Telecaster ThinlineをFishman Loudbox Miniで試奏したものです。
私の周りにはテレキャスターでジャズを弾くギタリストが意外と多く、また近代ジャズを演奏しているプロのギタリスト達にもテレキャスターの愛用者が多いことが面白く、ジャズサウンドで試してみようと思った次第です!
冒頭で申し上げたようにメイプル指板のテレキャスターが好きで、ただ単に弾いてみたかったというのも勿論あるのですが笑
当ブログでも何度かお話しましたように、ジャズギターという分野においてよく用いられるのはフルアコやセミアコといった所謂ハコモノのギターです。
ソリッドギターがダメということではなく、音色の傾向やルックスといった部分がハコモノの方がより似合う、ということですね。
私はハコモノ以外にもテレキャスターやストラトキャスター等のソリッドギターを所持しておりますが、サウンドメイクや会場の雰囲気とのマッチングといった意味でハコモノの方が圧倒的に”楽”なのでハコモノを愛用しています。
でもたまにテレキャスターやストラトキャスターでジャズを演るとそれがまた面白いんですよ!笑
ハコモノとは弾き心地やサウンドの特徴が大きく変わるので当然サウンドメイクやフレージングも変わってくるのですが、それ故に普段の自分では見つけられないアプローチと出会えたりする訳なんです!
と、前置きが長くなりましたが、つまりは「ソリッドギターでジャズ演るのも楽しいからジャズらしいサウンドメイクを改めて見てみよう!」という試みです!
通常であればFender系のクリーンが特徴のエレキギター用アンプを用いるところですが、そちらに関しては既に色々考察し尽くされている、というか当ブログでも触れたことがあるので今回はアコースティックアンプのFishman Loudbox Miniを使用してみました。
【セッティング】
ジャズらしいサウンドと一口に言っても色々あるので、今回は私がスタンダードナンバーをオーソドックスなスタイルで演奏する想定でサウンドメイクしてみました。
アンプ側はTreble、Middle、Bassが全て12時の±0状態でリバーブを10~11時くらいのセッティングです。
ギター側はフロントピックアップのみを使用し、ボリュームは全開、トーンは3割程まで絞ったセッティングにしました。
若干篭り気味のサウンドで、高音域を弾いた時に美味しいところが出る絶妙なバランスを探った結果のトーンセッティングですね。
ボリュームの調整次第でリードでもバッキングでも良いところに収まるサウンドになっていると思います。
特にボリュームをアンプからギリギリ聴こえる程度まで絞った状態でウッドベースソロのバッキングをしたら相性バッチリではないでしょうか!
如何でしたでしょうか!
今回使用した楽器に合わせたセッティングだったため、機種や個体が変わればまた適切なセッティングは変わってくるとは思いますが、あくまでも指標として参考になれば幸いです!
他タイプのセッティング考察についても随時更新予定なのでご期待ください!
お読み頂きありがとうございました!
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パプリカミュージックジャズ担当 満田
P.S.
今回の試奏動画で演奏した曲はThelonious Monkの’Round Midnightです!
私の大好きなスタンダードナンバーの一つで、よく演奏しております。
ミディアムテンポのスウィングは勿論、スローバラードで演奏してもテーマの美しさが光る素晴らしい楽曲です。
巨匠達による名演の数々がございますので、是非聴いてみてください!