愛用エフェクター音が出なくなる!はんだクラックによる接触不良のメンテナンスを行いました。

BOSS BE-5B基盤写真1

こんにちは!パプリカミュージックの宮原です。

いよいよ12月に入り本格的な寒さになってきましたね。皆様体調崩さぬようお気をつけください。。。

と言っている自分が毎回季節の変わり目にやられるので、気をつけますw

 

さて、本日は機材メンテナンスのお話です。

今回お客様からお持ちいただいたのはBOSS BE-5Bというベース用エフェクター。

INPUT部に接触不良が見られ、音が途切れたり、全く出なくなってしまうことも…。

接点復活剤を吹いてみてもダメ、楽器店を何件か回ったけどどこも修理できないと言われてしまった、メーカーでの修理もすでに終了、とのことで今回パプリカミュージックまでお持ちいただきました。

これがないと作曲ができない、というほど長く愛用されていたとのことで、どうしても直して欲しい!とのSOS。

なんとしてでも修理せねば!と早速作業に取り掛かりました。

 

まずは念のため当店でも接点復活剤を使用し接点部をメンテナンス。

やはり症状は変わらずだった為、中を開けてみることに…

問題箇所にシールドを差しつつ、グリグリと動かしてみると

BOSS BE-5B基盤写真1

以外と早く犯人確保!

写真では見づらいですが、赤丸の部分がはんだクラックを起こしており、本来接していなければならない部分がシールドを動かすことにより基盤から浮いてしまう状況でした。

原因がわかれば一安心。しっかりと再はんだをしてあげます。

はんだがメタルスライムに見えてきました。

そんな余談は置いておいて…

これでシールドを動かしても接触不良は全く無くなりました。他箇所にも同様の症状が見られたので合わせて再はんだを行いました。

お客様からももう治らないと思っていたのでよかった、と感謝のお声をいただけて嬉しい限りです。

 

他店様では修理できないと言われてしまった、という機材でも当店で修理可能な場合がございますので、お困りごとございましたらお気軽にお問い合わせください。

ではでは本日はこの辺にて失礼いたします!

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