こんにちは!
アコースティックギターはドレットノートタイプが好きな満田です!
先日【初心者にオススメのS.Yairiアコースティックギター試奏動画!】という記事にてアコースティックギターをご紹介致しましたが、今回はまた別のオススメを紹介させて頂きます!
【S.Yairi YD-05】
前述の記事にてご紹介した「S.Yairi YD-04/MH」よりも少しランクが高いものになります。
どのような違いがあり、どんなポイントがオススメなのか、ということを試奏した感触を含めて書かせて頂きます!
まずは鳴りの良さ!
トップ材として単板のマホガニーが採用されており、単板ならではの豊かなサウンドが特徴的です!
YD-04と比べるとキラキラとした倍音の成分が強く感じられます。
次にサイズについて。
YD-04はミディアムスケールというアコースティックギターとしては比較的ネックが短いサイズになっているのですが、こちらはレギュラースケールという標準サイズです。
身体や手の大きさ等で弾きやすさが変わってくるのでどちらが良い、ということは一概に言えませんが標準的なサイズになれるのであればこちらが理想的とは言えるでしょう。
さて、実際に弾いてみた感触ですが、思っていたよりもレスポンスが良い!ということでしょうか。
強く弾くとそれだけ強く音が出て、柔らかく弾けばそれだけ柔らかい音色になる、といった具合です。
当たり前のことと思われるかもしれませんが、これが素直に出てくれるかどうかは結構重要なポイントです。
手の感覚と音色がリンクすればするほど、自分の思うように弾けることに繋がりますし、また練習においてその感触を理解する手助けにもなります。
価格は税込¥23,800と「YD-04」よりもやや高いお値段ではありますがそれでもアコースティックギターとしてはお手頃価格で、弾き心地やレスポンスなどを考えてもコスパは抜群と言えるでしょう!
せっかく始めるなら最初からしっかりした楽器を持ちたい!という方には是非ともオススメしたいギターです!
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ここからは少し長い余談になりますが、今回の試奏でセレクトした楽曲についてもお話を!笑
史上初のコンセプトアルバムとして有名な「The Beatles / Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band」を締めくくる”アンコール”としての1曲です。
非常に壮大なオーケストレーション印象に残る楽曲ですね。
原曲も勿論大好きなのですが、私が最も好んで聴いているのはLee Ritenour氏のテイクです。
GRPレーベルの超一流ミュージシャンたちが揃ってThe Beatlesをカバーした傑作アルバム「A GRP Artists’ Celebration of The Songs of The Beatles」に収録されております。
Ritenour氏以外にもGeorge Benson氏が「The Long And Wilnding Road」を歌っていたり、Chick Corea氏が「Eleanor Rigby」をソロピアノで演奏していたりと、中々豪華且つ聴きどころ満載のアルバムです!
Lee Ritenour氏は本人も公言している通り御大Wes Montgomery氏からの影響が強いギタリストで、親指弾きのオクターブ奏法や複雑なボイシングのコードソロ等、その影響を随所に感じさせるプレイをします。
前述のアルバムで「A Day In The Life」を選択したのもWes氏をリスペクトしてのことでしょう。
というのもWes氏が発表したイージーリスニング路線最初のアルバムが「A Day In The Life」なのです。
Wes氏本人はストレートアヘッドジャズを演奏し続けたかったらしいのですが、そうした本人の思惑とは別にこのイージーリスニング路線の「A Day In The Life」は商業的にも成功していくことになり、Wes氏のスタイルのひとつとして見られるようになります。
Wes氏の「A Day In The Life」はアルバムのコンセプトに従ってイージーリスニング色が強い仕上がりになっているのですが、Ritenour氏はそれをコンテンポラリージャズへと見事に昇華させたアレンジを聴かせてくれております。
興味がある方は原曲と共にそれぞれ聴いてみてください!笑