心地良いリスニング環境作りの試み

こんにちは!
ジャズギター講師&スタジオスタッフの満田です!

今回はリスニングに関するお話です。私自身もやっていることですが、音楽を”弾く前に聴く”ということで大音量で聴くためのスタジオ利用というのも徐々に増えつつあるようですね。さて、聴くにあたり重要になってくるのはイコライジング!そう、今回はイコライジングのお話です!

メニューバー > ウインドウ > イコライザ

iTunesにEQが備わっているのはご存知の方もいらっしゃると思いますが、iPhoneやiPadに登録されているEQのプリセットはイマイチ使用感が良くなくてスルーしている方も少なくはないのではないでしょうか。私はスルーしてましたw

しかし、試しに開いてみると32~16Kの10バンドグラフィックイコライザが出てきたんですよね。

10バンドEQ + デフォルトのプリセット選択ボックス

あれ、もしかしてPC版は手動で弄れる……?とテンションが上がってしまいましたw
スタジオのロビーでBGM程度に流している音量だと満田セレクションプレイリストの美味しいところが聴こえないので、不調解消のついでにちょっと調整してみることに。

満田Groovyセレクション:1970年代から現在までのR&B / ソウルなどの歌モノを中心に組んだグルーヴィなプレイリスト。

ベース強めのV字セッティング。ブラックミュージックを好んで聴いている方達の間ではひとつの定番ですね。パッと見では奇抜に見える調整ですが、ベースやバスドラ、シンバルが生々しく聴こえるようになって非常にライブ感があります。アメリカのジャズやR&Bのような”グルーヴで聴く”音楽にはピッタリ!音量抑えめでもリズムの輪郭を感じるのでBGM再生にも良い塩梅です。
(※あくまでもスピーカーでの再生を前提としたセッティングなのでイヤフォンやヘッドフォンでの再生時は微調整が必要になるかもしれません。)

同じようなEQ設定でもっと大きいスピーカーで聴くと、リズムが強烈な振動として身体に叩きつけられリズムの要点が分かるので、練習のために曲を聴く時にも非常にオススメ。また、ミキサーのパライコで調整する場合はベースを上げてボリュームを調整してから、シンバルの抜けを聴きながらハイ(トレブル)を補正していくのが良いです。ミドルは基本ノータッチで。
当店はAスタジオが他のお部屋よりも大きめのスピーカーを備えているので、グルーヴを感じる環境として良いのではないかと思います。全身で聴くと新しい発見があり、とても楽しいので是非お試しください!

 

パプリカミュージックスタジオの詳細はこちらからどうぞ!

パプリカミュージックスタジオHP

↓↓超グルーヴィで超オススメなアルバム↓↓

DRONES - Terrace Martin (iTunes) Black Radio 2 - Robert Glasper Experiment (iTunes) Dinner Party: Dessert - Dinner Party (iTunes)

 

ご覧いただきありがとうございました!